はじめに:オブジェクト指向プログラミングの基本
こんにちは!第5週目のブログでは、オブジェクト指向プログラミングの核心である「クラス」と「オブジェクト」の基本的な概念について詳しく解説します。これらの理解は、C#を含む多くのプログラミング言語で効率的なコードを書くために不可欠です。
クラス(Class)とは何か?
クラスはオブジェクトの設計図として機能し、オブジェクトの属性(フィールド)と行動(メソッド)を定義します。
クラスの定義方法
public class Animal
{
// 属性(フィールド)
public string Name;
public int Age;
// 行動(メソッド)
public void IntroduceYourself()
{
Console.WriteLine("私は " + Name + " で、" + Age + " 歳です。");
}
}
この例では、「Animal」という名前のクラスが定義されており、'Name'と'Age'というフィールド(属性)および'IntroduceYourself'というメソッド(行動)を持っています。
オブジェクト(Object)とは何か?
オブジェクトはクラスに基づいて作成される実体です。クラスからオブジェクトを生成することを「インスタンス化」と言います。
オブジェクトの生成と使用
Animal cat = new Animal();
cat.Name = "ミケ";
cat.Age = 3;
cat.IntroduceYourself();
この例では、'Animal'クラスのインスタンスである'cat'オブジェクトを作成し、その属性を設定して、メソッドを呼び出しています。
クラスとオブジェクトの利点
- 再利用性: クラスを一度定義すれば、何度も同じ構造のオブジェクトを簡単に作成できます。
- モジュール性: 各クラスは特定の機能をカプセル化し、プログラム全体の管理が容易になります。
- 拡張性: 既存のクラスに新しい属性やメソッドを追加し、機能を拡張することが可能です。
まとめ
今週は、クラスとオブジェクトの基本概念について学びました。これらの概念は、C#プログラミングの基礎であり、効率的で整理されたコード構造の構築に役立ちます。
次週は、継承や多態性など、より複雑なオブジェクト指向の概念について探求していきます。
それでは、次回も一緒に学びましょう!
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